DXの取り組み
DXの取り組み
~弊社のDX化への取り組みについて~
激闘のコロナ禍を乗り越え、我々はどうあるべきか、どう変化、
進化をしていくべきか、とても考えさせられた3年間だったと振り返ります。
当たり前の日常生活が制限され、何やら変化していないと
置いて行かれそうな現実があったと認識しています。
私は以前から変化についてとても執着をしてきました。
特に変化する市場、ライバル、お客様この3つはとても趣を置いてきました。
情報を早く鮮度のいいうちにあげてくれと社員には言い続けてきました。
そこでまず、iPadを全社員に支給し、共通のツールを使い情報のスピードアップを図りました。
これが見事にマッチし、情報収集はもちろんの事、他の業務の効率アップ、
スピードアップを行うことが出来ました。
まだまだ進化の途中ですが、わが社のDXをご覧ください。
~DXによる効率化~
・紙伝票の廃止
運送をした際、今まで伝票と言って3枚の複写の紙を使って手書きの作業を行っていました。
記入するのに、1枚当たり3分かかっており、1日5便運送をしたと仮定すると15分かかっていました。
そこでグーグルフォームを使い、タブレットで記入するやり方に変えたところ3分から1分に時間短縮をすることが出来ました。
さらに車両、商品をデータポータルに落とし込み、どの車両のどの商品が売り上げが高いのかを可視化することが出来ました。
どこに力を入れるべきかポータルを用いて全体でシェアすることが出来ました。
・運送部売上額可視化
毎日弥生販売というソフトに入力しているデータを基に、運送部の個人ごとの委託売上、自社売上を可視化できるルッカースタジオを作成しました。
誰がどのような仕事をして、どのくらいの売上を上げているかを可視化することが出来ます。
2020年からのデータが入っているため、1年単位での出力も可能になりました。
データポータルを使用し各部門の売り上げをリアルタイムで確認でき、 個人別指標を設定し運送部では車両にドライブチャートソフトを入れ 安全運転、安全運行の数値を可視化することにより品質向上を実現。
・サンクスカード集計表のペーパーレス化
弊社では、「サンクスカード」と言って、日頃の感謝の気持ちを小さなメッセージカードを送りあうシステムがあります。
このサンクスカードを、毎月集計していますが、この作業を以前は紙に記入していました。
これをスプレットシートに変え、それぞれの部門で入力し、自動計算を用いたことで、1つのシートにすぐ集計できるようになりました。
以前は集計係が1人で集計していたため60分/回かかっていましたが、スプレットシートに変えたことで、自分の部門分を数えるだけでよくなり、10分/回に短縮出来ました。
~DXの戦略~
まず初めに、社員全員がiPadを持っていることです。
冒頭でも申し上げた通り、情報の共有、作業効率のアップ、スピードを重点に置き方やり方を変えてきました。
全社員が完全に使いこなすまでは行かなくとも、確実にITは浸透してきました。
例えば、お客様からこれを処分できるか見てほしいと言った案件があったとします。
iPadで写真を写し、チャットワークで共有、その後電話確認を行えばその場で完結します。
まさにスピード対応だと言えます。
その他にも、社内ミーティングがあった際に、銃らは同じ場所に集まり同じ場での共有をしていました。
これでは遠いところから戻ってくる社員は、早く現場を切り上げて戻ってくる必要がありました。しかし、iPadがあればどこにいても参加ができ、現場を早く切り上げる必要もなくなります。これは作業効率アップにつながります。
そしてポータルを用いて可視化をすることで、部門の目標数値に達しているか、達していないか、どう行動を変えて改善するか一目で誰でも分かるようになりました。
また、週一回の報告会と月一の部門長会議で数字の達成状況を確認したり、月一回運送部会で燃費データを全員で確認し翌月の向上に取り組んでいます。
部門長には数字のデジタル化を推進してきました。 そこでデータポータル活用、数字を見る習慣、情報の整理等 さまざまな角度からデジタル推進をしてきました。
~DX組織図と活動~
まずDXチームを設立しチーム活動として5名で取り組んでいます。 部門横断型のプロジェクトチームなのでそれぞれの 部署でDXの浸透が早くなりました。 さらに営業サポート部がペーパレス化を全部門で実施、フォームを使った伝票入力により処理のスピードアップを実現しています。 各部門の部門長を中心にタブレット、フォームの使い方講習を月一回は行っているため進捗スピードも上がりました。
~これまでのDX~
~これからのDX~
DXを加速させるため、既存の書類や請求書等の紙媒体の電子化、
SDGsも視野に入れ、ペーパーレス化、エコドライブによるトラックの燃費向上、
産業廃棄物のリサイクル、粉塵を少しでも減らす解体工事、安定した燃料供給 等を検討中