現場ブログ
はつり工事って何?解体工事との違いは?
島根県東部の皆様こんにちは!
奥出雲町を中心に島根県東部全域で解体工事をしております株式会社まるきょうの駆け出しブログ担当ヨッシーです☺
「はつり工事」という言葉は聞いたことがあるけど、どんな工事を指しているの?と疑問に思われる方も多いのでは無いでしょうか。とくに解体工事と混ざってしまって違いが分からない方も多いかと思います。そこで今回は、はつり作業とは何か、工事の方法や注意点等について紹介しますので、ご参考ください^^
目次
-はつり工事とは
-はつり工事の種類
-解体工事とはつり工事の違い
-はつり工事が必要となる9つの作業
-はつり工事の主な方法
-はつり工事の注意点
-優良なはつり工事業者を選ぶポイント4選
-まとめ
【 はつり工事とは 】
はつりとは、主に建設現場などで行われる作業のことで、コンクリート製品を切る、壊す、削る、穴を開ける、などといった加工を加えることを言います。コンクリートを使用している建築物に対してはつり工事を行います。電動モーターが付いた機械や、油圧等を使用してノミを叩き、コンクリートを砕いたり、削ったりして作業を行います。はつり工事の際は、騒音や大量の粉塵が発生するため十分な注意が必要です。
【 はつり工事の種類 】
◎コンクリートはつり工事
コンクリートはつり工事は、削りながら形を整えていく作業のことで、玄関のドアやサッシをはめるときなどに使われます。
◎はつりこわし工事
はつりこわし工事は、コンクリートを壊す作業のことで、クラッシャーや削岩機を用いて、建物の一部を壊す際に行われる作業の事です。
◎はつり仕上げ工事
はつり仕上げ工事は、コンクリートの表面に加工を加えて見栄えを良くする工事のことです。特殊なノミを使用し、削ったり、ハンマーで叩いたりすることでデザインします。削り方や叩き方によって、出来栄えが変わる繊細な作業です。
【 解体工事とはつり工事の違い 】
はつり工事と解体工事の違いは、工事内容の範囲です。解体工事は、建物全てを重機などを使用して壊す大規模な工事のことをいいます。それに比べ、はつり工事は、コンクリートやアスファルトなどに加工を加える小規模な工事のことをいいます。建物全般を壊す大規模な工事が解体工事、コンクリート類を加工する小規模な工事がはつり工事と覚えておきましょう。
また現場によっては、解体工事とはつり工事が同時に行われる場合もあります。
【 はつり工事が必要となる9つの作業 】
はつり工事は小規模な工事のため、さまざまな現場の状況にあわせて作業を進めることができます。
ここでははつり工事の9つの作業についてご紹介していきます。
①工事現場が狭い
工事現場の面積が狭く重機を使用出来ない場合は、はつり工事を行います。手での作業になるためスペースを取ることなく工事を進めることが出来ます。コンクリート製の壁を、ハンマーや削岩機などを用いて、破壊したり穴を開けたりします。
②騒音が気になる
住宅密集地などで騒音が気になる現場の場合は、はつり工事を行います。騒音を十分考慮しながら作業を進めなくてはなりません。
③配線を通す
建物に配線を通したい場合は、はつり工事を行います。コンクリートの壁や天井、床などの必要な箇所を削ったり穴を開けたりすることができます。
④仕上げ作業
新しく立てた家の外観や内観の見栄えを良くする仕上げ作業として、はつり工事を行います。仕上げ作業は、繊細な技術を必要とするため、人の手で行うことが多いです。
⑤舗装の修繕
コンクリートやアスファルトなどで舗装された駐車場や、駐車場などの修繕もはつり工事になります。駐車場や道路といった場所は、頻繁に剥げたり、亀裂が入ったりするためその都度修繕しなければなりません。コンクリートを剥いで、舗装していきます。削岩機などの大型な機械を使用することも多いです。
⑥駐車場の屋根を作る
駐車場に新しく屋根を作る場合、柱を設置するために駐車場の床に穴を開けます。この作業もはつり工事になります。
⑦フルリノベーションを行う
中古のマンションや住宅をフルリノベーションする際も、はつり工事を行います。室内の間取りを変更するために、室内の仕切りを撤去する作業が主です。
⑧建物の解体
建物全般を壊す解体工事の際に、建物の一部を剥ぎ取るのに、はつり工事を行う場合があります。
⑨不要部分を削る
建物の枠からはみ出した部分のコンクリートを削り取ったり、古くなったコンクリートを壊す際に、はつり工事を行います。
【 はつり工事の主な方法 】
はつり工事は、道具を使用し人の手で行う作業と重機を使用する作業の2種類があります。それぞれご紹介します。
◎人の手で行う方法
人の手で行う作業として、リフォームで一定の部分を削る作業などが挙げられます。このような作業は、繊細さが求められるため人の手を使うことが多いです。用途に応じて道具を使いわけ、重機を使用するよりも狭いスペースで騒音が防げるのが特徴です。
◎重機を使う方法
はつり工事は、人の手と重機を組み合わせて工事を進めていきます。
重機の使用用途は、解体工事でよく使われるショベルカーの先端にアタッチメントを取り付けて作業を進めます。用途によって使用するアタッチメントは異なります。例えば、コンクリートをはさんで粉砕するクラッシャーや、ハンマーやノミなどを使用することで作業効率を高めることが出来ます。
重機の使用は現場の工事の規模や現場の状況により異なります。工事担当者と事前に打ち合わせしておきましょう。
【 はつり工事の注意点 】
はつり工事をする際には、大きく分けて2つの注意点があります。
①騒音
解体工事と同様に、はつり工事でもコンクリートを壊す、切断する、削るなどの作業をするため、騒音・振動は発生してしまいます。重機などを使わなくても、少なからず発生してしまう問題なので、作業時間や使用道具は近隣住民への被害を配慮して判断するようにしましょう。
②工事コストがかかる
騒音対策や重機使用、人件費などコストがかかります。また、現場の状況で重機が使用できないとなると、その分作業に時間がかかり、コストが高くかかってしまいます。見積の段階で費用が予算と合わない場合は、詳細な内容を見て削れるところを削ることでコストを下げることが出来ます。しかし、場合によっては追加料金がかかる場合があるため要注意です。
【 優良なはつり工事業者を選ぶポイント4選 】
安心して任せられる業者を選ぶためのポイント4選をご紹介します。
①打ち合わせを詳細にしてくれる業者
はつり工事は、図面や見た目だけではわかりづらい部分があり、着工してから追加費用が発生するケースもあります。例えば壁を削ってみたら鉄筋が入っていたといったコンクリートが削りづらい状況などが例に挙げられます。その場合には、当初の予定どおりに工事が進まず、日数がかかってしまいます。そうすると、その分の人件費や重機のレンタル代が発生するため、工事費用が高くついてしまいます。
②近隣住民への配慮をしている業者
前述した通り、はつり工事には騒音や振動が伴います。場合によっては、近隣トラブルに発展する危険性もある問題なので、きちんと配慮して作業してくれる会社に依頼したいものです。会社を選ぶときは、ネットや口コミで事前に調べておくと安心です。
③見積提示時に詳細な内訳を明示してくれる業者
業者によっては、見積の表記を「○○一式」と表記している業者もいます。このような表記だと、もし追加請求が発生した際にどこまでが「○○一式」に含まれているかはっきりと分かりません。それを利用して意味もなく高い金額を請求してくる悪徳業者も存在するため要注意です。もし詳細な表記のない見積を提示されたばいは、詳しい内容を業者に聞いてみましょう。
④職人の人数が充実し、チームワークのよい業者
はつり工事は、小さなスペースでの作業が多く、重機が使用できない現場で作業することが大半です。それに加え、騒音対策もしながら作業を進めなければならないので、チームワークの良さで作業できることが大切です。しかしこれらを見積の「段階で見極めるのは難しいため、担当者の対応で判断したり、ネット・口コミで調べてみるようにしましょう。
【 まとめ 】
島根県の皆様いかがだったでしょうか?はつり工事と解体工事の大きな違いは、工事内容の範囲です。建物全般を壊す大規模な工事を解体工事、コンクリートを加工する小規模な工事をはつり工事という風に覚えておきましょう。最後にお伝えした業者選びのポイントをおさえながら、希望通りに工事を進めてくれる企業に依頼しましょう。
当社では、島根県で『任せて安心を提供する。』をキャッチフレーズに、
しっかりとした説明から、近隣の方への挨拶、豊富な実績を活かした安全な解体工事、「ここまでするの!?」
と思われる更地に注力するなど、ご依頼いただいてから解体が完了するまで、
お客様に安心して過ごしていただける解体工事を目指しております。
地元島根県で、解体工事をお考えの方は是非一度株式会社まるきょうにご相談ください!