現場ブログ
悪天候の時の解体は?雨の日でも作業はするの?
島根県東部の皆様こんにちは!
奥出雲町を中心に島根県東部全域で解体工事をしております株式会社まるきょうの駆け出しブログ担当ヨッシーです☺
「解体したいけれど、時節柄雨が多くて心配」「雨の日でも解体工事はするの?」と天候が悪い時の解体工事について不安に思われる方も多いでしょう。
今回は、雨などの悪天候の日の解体工事についてご紹介します。
Q.雨の日でも解体工事は行う?
一般的に雨が降ると、イベントが中止になる場合が多いため、解体工事も中止になるのでは?と思われるかと思います。実際のところはどうなのか解説していきます。
▶雨でも解体工事は続行されることが多い
結論から言うと、雨の日でも解体工事は行われます。基本的には何か特別な事情がない限りは「雨天決行」が原則です。これが塗装作業や外構工事だと、雨の影響をもろに受けるため工事は諦めなければならないでしょう。しかし、解体工事は基本的に天候に左右されずに工事を執り行うことが出来ます。
◎大雨や暴風の場合は中止することもある
とは言うものの、視界不良になるほどの大雨や暴風が吹くような天候の場合は、やむを得ず工事を中止することもあります。国土交通省の「建築物解体工事共通仕様書・同解説」によると、気象予報や警報に常に注意を払うようにと記載がありますが、中止となる具体的な境界線については記されていません。そのため、解体工事を中止するかは、各業者次第ということになります。
◎何よりも安全を第一に考える
雨が降ると足場が悪くなったり、視界が狭くなったりと事故に繋がりかねない状況になりがちです。解体業者は、安全を第一に考え、工事を中止にするかどうかを慎重に判断しなければなりません。
【 解体工事を雨の日に行わない方がいい作業 】
解体工事は雨の日でも行われますが、作業の内容によっては控えた方がいい内容もあります。具体的にどんな作業があるかご紹介します。
①養生の設置
シートで囲われている状態の建物を見たことがある方も多いと思います。パイプを組み立て、シートで囲われている状態を「養生」と言います。建物の大きさによっては作業に1日かかることもある集中力のいる作業です。この作業中に雨が降るとパイプが濡れて滑りやすくなり、転落してしまう恐れがあります。
②基礎の解体・整地
基礎の解体・整地の作業は、土の上で重機を動かして行います。この時に雨が降ると、土が濡れて重機作業に時間がかかり工事が滞ってしまう可能性があります。
なかでも、整地の作業は一番最後の仕上げの工程なので、雨の日には中止になる場合が多く見られます。
③屋根葺き材や下地の撤去
これらは屋根の上での作業になります。そのため、雨が降ると足元が悪くなり滑りやすくなったり、手が滑って物を落とし下の人に当たってしまうという危険性があります。その場合は内装の解体工事などの別の作業に切り替える場合もあります。
【 解体工事を雨の日に行うメリット 】
雨の日に解体工事を行うことのメリットもありますので、ご紹介します。
①スケジュール通りに作業が進む
雨の日も作業を進めると、解体工事を予定通りに終えることができます。
②散水をする必要がない
基本的に、解体工事の作業中は散水をしながら行います。しかし雨が降れば、人工的に水を撒く必要が無くなるので手間が省けます。そのうえ、水道代の削減にもつながるので大きなメリットの1つと言えます。
③近隣住民への被害を軽減できる
解体工事中は、どうしても洗濯物への粉塵の付着や騒音といった近隣住民への被害が出てしまいます。しかし雨が降ると、必然的に窓を締めたり、洗濯物を中に干したりするため、騒音や粉塵といった被害を減らすことができます。
【 解体工事を雨の日に行うデメリット 】
では、反対に雨の日に解体工事を行う際のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。詳しく解説します。
①安全面での不安がある
まず第一に挙げられるのは、やはり安全面の心配でしょう。晴天時に比べて、雨が降ると足元が悪くなってしまいます。どれだけメリットがあったとしても、事故が起きてしまったら本末転倒です。安全を第一に考え、解体工事を中止する判断が出来る業者を選びましょう。
②雨で思ったより作業が進まない
雨の日は、晴れている時よりも慎重に作業を行わなければならず、予定よりも作業に時間がかかってしまいます。雨が降ったら初めから工事を中止した方が、効率が良く作業を進められる場合もあります。
【 雨で解体工事を中止した時のデメリット 】
①追加費用が発生する可能性がある
雨で作業を中止すると、予定していた工期よりも長引いてしまい、長引いた分追加で費用が発生する場合があります。どのような時に追加費用が発生するか、事前に解体業者と確認しておきましょう。
②解体後のスケジュールに影響が出る
解体工事に遅れが出ると、その後の予定に影響が出てしまいます。多少の遅れは想定さえていることが多いですが、大幅な予定の遅れは改築工事や引越しなど次の予定を調整しなければならないので、施主の負担が増えてしまいます。
【 その他の悪天候と解体工事の関係 】
ここまで雨の日の解体工事について解説してきましたが、雨以外の悪天候の時はどうなるのでしょうか。詳しく解説します。
①暴風
雨は降っていなくても、台風の接近などの影響で強い風が吹くこともあるでしょう。解体工事において、暴風は雨よりも危険性が高いので、中止になる可能性も高まります。突風による資材の落下、破片が吹き飛ぶ恐れもあり、とても危険です。作業員はもちろん、近隣住民にも危険が及ぶ可能性があるため、作業を中止する場合が多いです。
②大雪
積雪があると、作業を始める前に除雪作業をしなければなりません。除雪が終わらなければ作業に取りかかることができず、工期に遅れが出る可能性が出てきます。そもそも、工事前の現地調査も難しいため、大雪が降る地域の冬の解体工事は請け負わないという業者もいます。そのような地域で解体工事をしたい場合は、冬場は避けるようにしましょう。
③猛暑
通常、猛暑の影響で解体工事が中止になることはほとんどありません。しかし、もし作業員が熱中症などで倒れてしまうと、その分スケジュールに遅れが出てしまうかもしれません。水分を差し入れするなどして、作業員の体調を気にかけると喜ばれます。
【 悪天候と解体費用の関係 】
もし悪天候が続いたことによって工期に変更が出た場合、追加で費用がかかるかもしれないと心配の方も多いかと思います。追加費用については、解体業者と事前に話し合いをしておくことが大切です。では、悪天候によって発生する追加費用にはどのようなものがあるのでしょうか。
①悪天候の日があったもののスケジュール通りに終わった場合
この場合は、スケジュールに遅れがでたわけではないので、追加費用を取られることはありません。
②悪天候によって工期が遅れた場合
一般的には、多少の遅れが出ても大丈夫なように最初から余裕を持って工期が設定されています。そのため、悪天候で工事が数日中止したとしても、工期内に終了することがほとんどです。しかし、もし予定していた工期に遅れが出てしまった場合は、追加費用がかかることがあります。工期が伸びれば伸びるほど追加請求される可能性は高まります。
③除雪作業をしなければならなくなった場合
大雪によって除雪作業をしなければならなくなった場合も、追加費用がかかることがあります。もし工期内で作業が終わっても、契約時に除雪作業の料金が含まれていなかったら、工事終了時に除雪作業にかかった費用を追加で請求される場合があります。
㌽ 追加費用の有無は、担当する解体業者によって異なるので、事前に話し合いをしておくことをおすすめします。
なによりも安全第一で工事を進めることが最も大切です。
当社では、『任せて安心を提供する。』をキャッチフレーズに、
しっかりとした説明から、近隣の方への挨拶、豊富な実績を活かした安全な解体工事、「ここまでするの!?」
と思われる更地に注力するなど、ご依頼いただいてから解体が完了するまで、
お客様に安心して過ごしていただける解体工事を目指しております。
地元島根県で、解体工事をお考えの方は是非一度株式会社まるきょうにご相談ください!