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手壊し解体とは?費用は?

島根県東部の皆様こんにちは! 

奥出雲町を中心に島根県東部全域で解体工事をしております株式会社まるきょうの駆け出しブログ担当ヨッシーです☺

まず、基本的に解体工事には、重機は必須です。そのため重機が入らない場所の建物を解体する場合、「手壊し解体」を行うケースが次に考えられます。手壊し解体は、人力で作業するため、重機を使う一般的な解体工事と比べて手間がかかります。そして、その分時間もかかるので、費用が割高になります。今回は、「手壊し解体」の説明、手壊し解体が必要となるケースはどんな場合なのか、解体にかかる費用や日数についても詳しく解説します。ぜひご参考ください^^

目次

➀手壊し解体とは?

②解体で重機が入らない場所はどうする?

➂手壊し解体にかかる費用と時間

④手壊し解体が必要な現場

⑤手壊し解体のメリット

➀手壊し解体とは?

「手壊し解体」とは、簡単に言うと、重機を使わないで人の手のみで取り壊しや解体工事に必要な作業のことです。一般的に解体工事と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは「重機を使って一気に取り壊すこと」と思われる方も多いでしょう。かつて解体工事では皆様がご想像されるように重機で取り壊しを行い、排出された廃材の種類を区別しないでどんどん建物を壊していく工法が主流でした。専門用語としては、「ミンチ解体」と呼ばれています。しかし、平成14年に施行された「建設リサイクル法」によってミンチ解体は禁止されました。それから新しく必要とされたのが、ミンチ解体とは対照的に解体工事をしながら分別も同時に行い、計画的に施工していく「分別解体」です。これによって人手を使った作業や手分けなどを行うことがあり、徐々に手壊し解体が浸透していき、現場の立地状況によって重機が使えない解体現場もありますが、解体業者の認識が変わってきた部分も多いでしょう。

②解体で重機が入らない場所はどうする?

・小型重機の使用ができないか検討する
基本的に解体工事では重機を使うことは、作業を効率化させる一番の手段であるため、重機を使うことは必須です。そのため通常の重機が使えない場合、まず最初に小型重機を使用することができないか検討します。よく使われている通常の重機の幅は大半2mであることが多いですが、小型重機の幅は大半1.5mになるため狭い道路であっても通ることができる可能性が非常に高いです。ちなみに小型重機自体は、木造2階建ての建物を十分に壊すことができるほどの威力があります。

・手作業で手壊し解体を行う
解体工事と聞くと、先ほど出てきた「ミンチ解体」のように重機を使って建物を一気に壊すという風なイメージが一般的です。しかし、現在では「分別解体」のように解体工事をしながら廃棄物の分別も同時に行い、計画的に施工する作業が義務付けられています。その影響で建物内は、手壊しで進めて構成部分は重機で壊すという風な方法が主流となっています。しかし重機が入らない場所ではすべて人力で壊すことになるため、その分手間や作業時間がかかります。

➂手壊し解体にかかる費用と時間

・手壊し解体にかかる費用
手壊しは通常の重機を使う場合に比べて、費用が約2〜3倍になるケースが非常に多いです。理由は、重機が使えないとなると人力での手作業になるため、工期が長くなる分、人件費が高額になります。また、重機を搬入することができない解体現場となると、解体現場付近でトラックを停めることができない可能性が非常に高く、廃棄物を処分する際は手押し車などを使い、そのまま人力でトラックまで運搬することになるので、相当な手間がかかります。費用は現場の立地条件によって変わるだけでなく、解体業者ごとの価格設定によって変動しますので、業者からの見積もりできちんと確認しておきましょう。

・手壊し解体にかかる時間
重機を使った一般的な解体工事ですと、工期はおおよそ「7〜10日程度」ですが、重機を使わない人力の作業となる手壊し解体の場合、おおよそ「14〜20日程度」と通常よりも長い工事期間が必要になります。そして、依頼するために解体業者を探したり、解体工事を行う前に必ず相見積もりする必要があったり、見積もりや解体工事の具体的な内容についての相談の時間も必要になるため、工事完了まで前もっておおよそ「1ヶ月以上」はかかると想定しておくことが無難です。工期も費用と同じで解体現場の立地条件や、天候などによって変わりますので、もし土地を売却する予定があるなどの前もってだいたいの日程が決まっている場合は、余裕をもって早めに依頼しておくと良いでしょう。

④手壊し解体が必要な現場

・解体現場までの道幅が狭い
最も多い理由として考えられるのが、現場までの道幅が狭いことです。先ほど小型重機の使用の項目で説明したとおり、解体工事でよく使われている一般的な重機のサイズの幅は2mになるため、解体現場までの道路の幅が2m以下の場合、重機の進入は困難となり、手壊し解体となります。 また、前面道路幅が2m未満である場合や解体現場までの道路の途中に電柱が邪魔をしているなどで2m未満の部分がある場合も重機を搬入することはできません。他にも解体現場までの道中で鋭角の曲がり角があったり、道路と解体物件の建っている敷地の高低差が大きい場合も重機が敷地内へ乗り入れすることは困難ですので、野の場合は、手壊し解体となります。

・道路と敷地に高低差がある
道路よりも建物が建つ敷地に高低差が大きい場合も手壊し解体となります。ただし、高低差があっても少しの高低差であったり、解体現場にクレーンを配置することができる十分なスペースが確保できる場合は、ある程度の高低差があってもクレーンで重機を吊り上げて搬入する方法も可能です。

・人通りや交通量が多い場所
商店街などの人通りが多い場所や交通量が多い道路が近くにある場所で、道路にトラック・重機が停車してしまうと、交通の邪魔になってしまいます。また、それによって手壊し解体が採用されます。ただし、中には一時的に交通の流れをストップしても比較的影響がない地域もあるため、その場合は、手壊しではなく、重機で壊すことができる可能性もあります。ただし、警察署に道路使用許可の申請をする必要があります。しかし、申請は解体業者が有料で行ってくれるのが一般的です。

・解体現場に階段がある場合
車両の通行を想定していないところに階段が設置されている建物がある場合、重機の搬入は不可能です。階段自体が比較的に少なかったり、傾斜が緩やかな場所の場合、鉄板を敷いて重機を搬入することが可能ですが、安全面を考慮した上で人力で壊す場合が多いです。

⑤手壊し解体のメリット

・振動や騒音の心配を減らせる
手壊しは、重機を使って解体工事をする一般的な方法とは違って、人力作業なので、少しずつ壊していく特徴があります。重機を使って場合は振動や騒音がどうしても出てしまうため、特に騒音などで近隣トラブルのことを心配される方も多いですが、手壊し解体を行った場合、振動や騒音の発生を抑えることができます。そのため近隣トラブルを心配されることも、近隣トラブルに発展する可能性を少しでも減らしたい方にとって一番有効な方法です。

・安全で丁寧な作業
重機で解体工事する場合、手壊し解体と比べて倍近く早いペースで作業を進めることが可能です。しかし、操作を誤ってしまうと重大な事故につながる可能性が高いことも事実です。一方で手壊し解体は人力作業でゆっくりと丁寧に壊していくので、相当な時間と労力がかかりますが、その分安全で確実な作業で進めることができます。そのため、隣家などの塀や壁を傷つけるといった近隣トラブルを未然に防ぐことができるので、近隣トラブルを発生させにくい方法と言えるでしょう。

まとめ
一般的に解体工事でよく使われる重機を使わないで人力で取り壊していく作業のことを「手壊し解体」と言います。例えば、重機が入らない場所では小型重機を使用するか、手壊し解体で進めていくか、どちらで進めていくのかをまず最初に検討します。重機を使う一般的な解体工事と比較すると、手壊しにかかる費用は大まかに2〜3倍となります。また、工期は2倍近くになることが多いです。ただし、立地条件などによって大きく変動することもありますので、最終的な費用と工期は解体業者からの見積もりでしっかりと確認すると良いでしょう^^

 

  

当社では、島根県で『任せて安心を提供する。』をキャッチフレーズに、

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