現場ブログ

プレハブ解体について徹底解説!

島根県東部の皆様こんにちは! 

奥出雲町を中心に島根県東部全域で解体工事をしております株式会社まるきょうの駆け出しブログ担当ヨッシーです☺

 

倉庫や小屋の代わりに、プレハブをお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回は、プレハブの解体方法や解体の流れ、費用相場について紹介しますので、ご参考ください^^

 

【 プレハブとは 】

プレハブとは「プレハブ工法」という建築工法で作られた建物のことです。プレハブ工法というのは、部品を全て工場で作成し、現場で組み立てて作り上げる工法のことです。部品を工場で作成するため、安定した品質を保つことができ、組み立てるだけなので現場での作業を削減できるのがメリットです。

【 プレハブの種類 】

プレハブの素材には4種類があります。

①木質系

柱や壁などの建物の主軸となる部分が、木質で出来ているものです。地震や暴風などの災害が発生した際、それらの力を建物全体に分散させるように作られているため、歪みや狂いがおきにくいのが特徴です。一番安易なものなので、とりあえずプレハブが欲しいという方に人気です。

②鉄鋼系

鉄骨などの鋼材を用いたプレハブで、耐久性に優れているのが特徴です。工場内で溶接した部品を作成するため、現場での作業はボルトを締めるだけになり、作業時間が短いのが特徴です。鋼材のコストが比較的安定しており、間取りが自由に組めるのがメリットです。

③コンクリート系

工場でコンクリートパネルを作成し、現場で組み立てます。工期は長くかかりますが、性能が最も高く、耐火性や耐久性に優れているのが特徴です。また他の素材に比べて、耐用年数が高いのもメリットとして挙げられます。

④ユニット系

木製の柱や鉄骨で箱型のフレームを作成し、セラミック系の板を貼って箱型に仕上げます。更に、使用されるフレームによって、鉄骨ユニット・木質ユニットに分類分けされます。中の設備の設置などの大半の作業を工場で行うため、安定した品質で清算できるのがメリットとして挙げられます。また、現場での作業は設置のみになるため、工期の短縮が出来るのも特徴です。

【 プレハブ解体の手順 】

通常、プレハブの解体も、家屋の解体と同じような流れで進めます。

①解体業者選び

まず、解体を依頼する業者を選びます。

 ☑現地調査をしてもらい、見積の明細を表記してもらう

 ☑不審な点は必ず解体業者に確認する

 ☑見積金額が、極端に安すぎないか確認する

などなど、信頼できる業者選びに努めましょう。

②近隣挨拶

工期が確定したら、近隣住民へ挨拶をしに行きましょう。プレハブの解体とはいえ、騒音や粉塵は発生してしまいます。そういったトラブルに発展させないためにも、必ず近隣への挨拶はするようにしましょう。

近隣挨拶については、こちらのコラムをご参考ください^^

③ライフラインの撤去

電気やガスなどのライフラインが使用していた際は、工事が始まる前に停止・撤去の依頼をしましょう。

詳しくはこちらのコラムをご参考ください^^

④本体の解体

上記の準備が整ったら、いよいよプレハブ本体の解体作業です。基本的には、家屋の解体と同じ手順で作業を進めます。

屋根の撤去 → 壁の撤去 → 床の撤去 → 基礎の撤去

プレハブは、パネルが多くそれらを外す作業になるため、比較的短い期間で工事が完了するのが特徴です。

⑤廃棄物の処理、整地

解体で発生した屋根や壁などの廃材を、適切に処理します。この廃棄物の処理方法については、法律で定められているため不法投棄にならないように注意しましょう。また、工事後は土地の整地をしなければなりません。解体後に整地をしないと、地面がデコボコのままで固まってしまうため、必ず整地はするようにしましょう。また依頼する解体業者によっても整地の出来栄えは異なるため、事前にネットなどで確認しておくことをおすすめします。

【 プレハブ解体の相場費用 】

プレハブ解体にかかる費用は、素材によって異なります。本体の解体費用は材質によって異なります。

材質費用/坪 プレハブ費用/坪 家屋
木造20,000円~40,000円40,000円~50,000円
鉄骨造25,000円~45,000円60,000円~70,000円
鉄筋コンクリート造30,000円~60,000円70,000円~80,000円

素材が丈夫なものほど、撤去の作業に時間がかかるため費用が高くついてしまいます。また鉄筋コンクリート造が高いもう一つの理由として、壊して出た廃材を再利用することが出来ないという問題が挙げられます。

また、これはあくまでも解体工事にかかる費用なので、その他に追加費用が発生する可能性もあります。どんな場合に追加費用が発生するか把握しておきましょう。

①残置物

解体予定のプレハブの中に、残置物が多くあった場合は撤去するのに追加で費用が必要です。業者によっては、解体工事の金額に含まれている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

②重機回送費

解体工事で使用される重機は自走することが出来ないため、トラックで運搬する必要があります。その改装費が追加で発生する可能性がありますので、注意しておきましょう。こちらも業者によっては、工事費にあらかじめ含まれている場合がありますので、事前の確認をおすすめします。

③処分費用

基本的には、工事費用に含まれています。ですが、発生した廃棄物があまりにも多い場合は追加費用が発生する場合があります。

④作業時間がかかる場合

作業に時間がかかると、その分人件費が多くかかってしまいます。当初は、重機で解体するはずだったものを手作業ですることになったり、プレハブの素材が丈夫だったりすると、作業時間が増加してしまいます。

【 安く抑える方法 】

①業者選び

依頼する業者によっては、金額が高すぎたり安すぎたり、作業内容が雑な場合があります。かといって金額の安すぎる会社は手抜き工事や追加費用を請求してくる可能性があるため、要注意です。見積は複数社にお願いし、相場を掴むようにしましょう。また、今はネットや口コミでどのような会社か見ることが出来るため、事前に調べておくのも一つの手です。

②残置物を撤去する

前述したとおり、残置物が多いと金額が高くなってしまいます。そのため、出来る限り自分で処理するようにすることで、費用を削減できるかもしれません。

Qプレハブ解体は自分で出来る?

結論から言うと、小さなプレハブ程度だったら自分で解体することが可能です。ただし、自分で解体するには何点か注意点があるので確認しておきましょう。

①リスクを把握する

プレハブの解体とはいえ、高い場所での作業や機械を使った作業もあります。それに伴うけがや事故が起こる可能性も十分に考えられます。もし工事に慣れていない素人の場合は特に注意するようにしましょう。

②事前調査をしっかりする

以下の2点は必ず確認するようにしましょう。

 ☑ 面積が80㎡以上かどうか

 面積が80㎡以上の建物を解体する際は、建設リサイクル法の届出を提出しなければなりません。

 ☑ アスベストの使用の有無

 有害部室であるアスベストが含まれている建物を解体する際は、専門の業者に解体を依頼しなければなりません。この調査は特殊なので、専門家に調査を依頼しましょう。

③手続き、届け出は忘れずに提出する

プレハブが登記されている場合は、前述した建設リサイクル法の届出の他に、建物滅失登記を行う必要があります。この登記は、建物を取り壊してから1ヶ月以内に、手続きしなければいけません。土地家屋調査士などに代行してもらえるので、自分で手続きすることが難しい方は検討してみましょう。

④廃棄物の処分

解体作業だけでなく、発生した廃棄物の処理まで責任をもってしなければなりません。ものによっては、リサイクルショップで買い取ってもらえる場合もあるので検討してみましょう。

【 自分で解体する際の準備物 】

最低限以下の道具は揃えておきましょう。

ヘルメット・安全靴・作業着・軍手・防塵マスク、ゴーグル・バール・ハンマー・チェーンソー・脚立

【 自分で解体する際にかかる費用 】

上記の道具を揃えるとすると、約3万円ほどかかります。仮に木造6畳ほどのプレハブを解体するとしたら、処分費で約2〜30,000円、軽トラをレンタルすると24時間約7,000円ぐらいかかるでしょう。合計費用は67,000円くらいで済みます。仮にこの規模のプレハブの解体を業者に依頼した場合の費用相場は、13万円ほどなので自力で解体した方が費用を抑えることが出来るかもしれません。

 プレハブ解体はなるべく業者に依頼しましょう

ここまで解説してきたように、プレハブの解体は自分で行うこともできますが、思った以上に労力がかかります。解体作業自体にも労力がいりますが、場合によっては前述したように調査や書類作成もしなければなりません。そのため多少金額がかかっても業者に頼んだ方がいいでしょう。

 

  

当社では、島根県で『任せて安心を提供する。』をキャッチフレーズに、

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お客様に安心して過ごしていただける解体工事を目指しております。

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