現場ブログ
解体工事に地鎮祭は必要?
島根県東部の皆様こんにちは!
奥出雲町を中心に島根県東部全域で解体工事をしております株式会社まるきょうの駆け出しブログ担当ヨッシーです☺
まるきょう本社がある島根県奥出雲町もだいぶん冷え込んできました。
季節の変わり目で風邪をひきやすいタイミングなので、体を冷やさないようにしてくださいね^^
解体することになったけど、解体する時に、「地鎮祭は行ったほうが良いの?」と迷われることもあるかと思います。
地鎮祭はあくまで仕来りになるので必ずしもしなければならないわけではありません。
ですが、もし万が一何かが起こるかもしれないと不安な方は実施された方が安心です。
今回は、地鎮祭とは何か、実施する必要があるのか、地鎮祭の費用の相場、一般的な地鎮祭の流れなどを解説します。
「地鎮祭は行ったほうが良いの?」と迷われている方は是非参考にしてみてください。
目次
〇地鎮祭とは
〇地鎮祭にかかる費用相場
〇地鎮祭を行う流れ
〇解体工事前のお祓い
地鎮祭(じちんさい)とは
▶地鎮祭は解体工事の後に行われる
解体工事を行う際によく聞く、地鎮祭(じちんさい)とは、
建築物を解体した後や新しく家を建てるときに行うお祓いのようなものです。
一般的には、縁起の良い日柄を選んで執り行われます。
解体工事においての縁起の良い日というのは、新築工事や増改築工事を始めるのに吉とされる「建築吉日」の中から決められます。
ここで注意したいのが、「建築吉日」の中から決めるということにこだわりすぎて、解体工事の進行に影響が出てしまうことです。
縁起の良い日も大事ですが、関係者がなるべく全員参加できることを優先して、予定を立てるように計画を立てましょう。
▶地鎮祭は必ずやらなければいけないものではない
冒頭でもお伝えした通り、あくまで仕来りになるので必ずしもしなければならないわけではありません。
とはいえ、何かやっておかないと不安だ、もしものことがあった時に悔やみたく無いという方は実施された方がいいかもしれません。
▶地鎮祭は土地の神様に感謝を伝えるもの
地鎮祭は、土地を守る神様に感謝を伝えて、新しく家を建てる承諾を得る儀式になります。
また解体工事中の安全や、新居に住む人の繁栄・健康を祈願する意味合いもあります。
▶家族や親族の想いも尊重する
実施するかどうかは、家族や親族などの関係者の想いを尊重することが大切です。
地鎮祭を執り行うかは任意なので、無理に実施する必要はありません。
しかし家族や親戚など関係者の中に、地鎮祭を行うことで不安に感じる方がいらっしゃったら実施を考えて見た方がいいかもしれません。
▶地鎮祭をしないことでのメリットはない
上記のとおり、地鎮祭はあくまでも仕来りなので、実施しないからといってデメリットはありません。
しかし中には、「もし何かあったらどうしよう」と不安を抱く人もいるため、実施するかどうかはじっくり検討しておくことが大切です。
地鎮祭にかかる費用相場
では実際地鎮祭を行うことになった場合、費用はどのくらいかかるのだろう。と気になる方は多いでしょう。
地鎮祭はこれと言って決められたやり方があるというわけではないので、自分で行うことも可能です。
ですが、一般的には神社へお願いして神主を招いて執り行われることがほとんどです。
今回は、神社へお願いして神主を招いた場合の費用の相場をご紹介します。
費用相場は、地域、工事の規模等によって異なりますが、約10〜20万円ほどかかる場合が多く見られます。
詳しい内訳は下記のとおりです。
事前に神社へ相談してからふさわしい金額を包むことが基本的な金額の決め方となります。
詳しく知りたい方は最寄りの神社等へお問い合わせください。
ここに記載した金額はあくまでも一般的な目安ですのでご注意ください^^
初穂料(神主へ納める謝礼):20,000円~30,000円
※そのまま渡すのではなく、必ずのし袋に入れてお渡ししましょう。
お供え物:5,000円〜10,000円/(米、奉献酒 等)
祭壇などの準備費用:10,000円〜50,000円
出張費(お車代):10,000円〜20,000万円(神社による)
粗品:1,000円~3,000円/(赤飯、日本酒、タオル 等 実用的なもの)
地鎮祭を行う流れ
神社にお願いする場合、神主が儀式を執り行ってくれますので、
施主が詳しく把握していなくても問題ありませんが、大まかな流れを知っておくとスムーズに対応できるでしょう。
<儀式の流れ>
神主さんが挨拶し、儀式の流れを説明する
お供え物と参列者とをはらい清める
土地の神様や氏神様を、用意した祭壇にお迎えする
神前にお供物を奉納する
家の繁栄と工事中の安全を祈願する祝詞を奏上する
土地の四隅をはらい清める
地鎮の儀式としては、刈初之儀(かりぞめのぎ)、穿初之儀(うがちぞめのぎ)を行う
神前に玉串をお供えして拝礼する
神様や氏神様をお見送りする
神酒などのお供え物を参列者全員でいただく
地鎮祭の所要時間は、おおよそ30分〜1時間です。
しかし地鎮祭の後にご近所へ挨拶回りに伺う場合は、その分時間がかかるため、
時間に余裕を持ったスケジューリングをしておきましょう。
解体工事前のお祓い
解体工事の前にお祓いはいらないの?と思われる方も多いでしょう。
解体工事の前にも何種類かお祓いの儀式がありますのでご紹介します。
① 解体清祓い(かいたいきよはらい)
解体清祓い(かいたいきよはらい)とは、建築物を解体する前に執り行うお祓いの儀式です。
地鎮祭と同じ考え方で、解体する家の守神にお世話になった感謝の気持ちを伝え、解体工事中の安全を祈願するという意味があります。
地鎮祭と同じであくまでも仕来りになりますので、実施は任意です。
費用の相場は地域によって異なりますが、約4万〜6万円になります。
解体清祓いも、家族や親族と相談した上で、実施するか決めると良いでしょう。
② 魂抜き
家の中にある神棚や仏壇には神様やご先祖様の魂が宿ると言われています。
そのため神棚や仏壇を移動する場合や撤去する際は、一般的のこの「魂抜き」と呼ばれる儀式が行われます。
魂抜きの費用の相場は3〜5万円ほどで、依頼先はそれぞれ以下のとおりです。
神棚:神社の神主
仏壇:お寺の僧侶
③ 井戸祓
井戸がついているお家もあるでしょう。
井戸には水の神様が宿っていると言われているため、井戸にもお世話になった感謝と解体工事中の安全を祈願する意味があります。
井戸祓の費用の相場は、1〜3万円ほどになります。
④ 樹木
伐採清祓
古くから樹齢の長い樹木には神様が宿ると言われているため、そのような樹木を伐採する際には、
樹木に宿る神様をはらい清めて、作業の安全を祈る儀式が行われることがあります。
樹木伐採清祓の費用の相場は、2〜3万円ほどです。
まとめ
地鎮祭とは、建築物を解体した後、新しく家を立てる時に執り行われるお祓いの儀式で、
工事中の安全や家の繁栄と新居に住む家族の健康を祈願するものです。
古から伝わった仕来りですが、科学的な根拠があるものではないため実施は任意です。
ただし、実施しないことで後々不安になったり、家族や親族などの関係者の中に実施したいと思っている人がいる場合は、
その想いを尊重して実施した方がいいかもしれません。
実施するかどうか迷った場合は、工事を行う解体工事業者に相談してみるのも1つの解決策です。
当社では、『任せて安心を提供する。』をキャッチフレーズに、
しっかりとした説明から、近隣の方への挨拶、豊富な実績を活かした安全な解体工事、「ここまでするの!?」
と思われる更地に注力するなど、ご依頼いただいてから解体が完了するまで、
お客様に安心して過ごしていただける解体工事を目指しております。
地元島根県で、解体工事をお考えの方は是非一度株式会社まるきょうにご相談ください!